JURIES & INVITED ARTISTS

審査員&招待作家

審査員

岩渕 貞哉『美術手帖』編集長
1975年横浜市生まれ。1999年慶応義塾大学経済学部卒業。2002年より『美術手帖』編集部に携わり、2008年から現職。美術出版社取締役。2017年、ウェブ版「美術手帖」をオープン。公募展の審査員やトークイベントの出演など、幅広い場面で現代のアートシーンに関わる。
大田 佳栄スパイラル チーフキュレーター
一橋大学法学部卒、神戸大学大学院文学研究科西洋美術史学科修了。
情報誌の編集者を経て、2001年株式会社ワコールアートセンター入社。
2004年よりプロジェクトマネジャーとして館内外のアートプロジェクトに着手、現代美術を軸にした展覧会・フェスティバルのキュレーション、国際事業推進を担う。
2012年より国際交流事業「Port Journeys」ディレクター、2016年よりチーフキュレーター、2018年国際事業推進室を開設。最近の主な仕事に、スパイラル30周年事業記念展覧会「スペクトラム」(2015)、TOKYO ART FLOW00キュレーション(2016)、Lu Yang展「電磁脳神ーElectromagnetic Brainology」(2018)。
金澤 韻現代美術キュレーター
東京芸術大学大学院美術研究科、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート現代美術キュレーティングコース修了。
熊本市現代美術館など公立美術館での12年の勤務を経て、2013年に独立。2017年から十和田市現代美術館の学芸統括としても活動。
近年の主な展覧会に「Enfance/こども時代」(パレ・ド・トーキョー、パリ、2018)、「毛利悠子:ただし抵抗はあるものとする」(十和田市現代美術館、十和田、2018)、「茨城県北芸術祭」(茨城県、2016)、「スペクトラム」(スパイラル、東京、2015)、など。
http://kodamakanazawa.com/
清水 卓アーキテクト、デザイナー
株式会社スタジオタクシミズ 代表取締役/チーフデザイナー
1968年東京生まれ
1994年COOPER UNIONニューヨーク、建築学部卒
1989-1991年ラファエル・ヴィニオリ・建築事務所、ニューヨーク、インターン
2005年スタジオタクシミズ設立

主要な仕事
建築デザイン、設計、インテリアデザイン
東京ミッドタウン、2007
横浜三井ビルディング、2009
柏の葉ゲートスクエア、三井ガーデンホテル、2014
札幌三井J Pビルディング、2014
アイヤラランド、Ayala Triangle Gardens, Park Central Towers、マニラ、〜2021
BBCC、クアラルンプール、〜2021
ICD One Za’abeel、ドバイ、〜2022
平賀 達也株式会社ランドスケープ・プラス
代表取締役
立飛みどり地区プロジェクト ランドスケープマスターデザイナー
1969年徳島県生まれ。1993年ウェストヴァージニア大学ランドスケープアーキテクチャー学科卒業。
同年日建設計に入社。2008年にランドスケープ・プラスを設立し、現在に至る。
日本ランドスケープアーキテクト連盟副会長。東京工業大学及び東京農業大学非常勤講師。
代表作に二子玉川ライズ、としまエコミューゼタウン、南池袋公園など。
都市の中で自然とのつながりを感じられる空間づくりや仕組みづくりを実践している。
ライヤ・コリフレームコンテンポラリーアートフィンランド
ディレクター
2007-2013在ロンドン・フィンランドインスティテュートディレクター
2005-2007在ヘルシンキ・スウェーデンシアタープロダクションマネージャー
2003-2005在ロンドン・フィンランドインスティテュートアートマネージャー

コリがディレクターを務める“Frame (フレーム)”は、フィンランドのコンテンポラリーアートを監修支援している組織である。フィンランドコンテンポラリーアートのインフォメーションセンターとしての役割も持ちつつ、国際的なプロジェクトの主催や、プロフェッショナルパートナーシップの促進、ヴェニスビエンナーレのコーディネートも行なっている。

招待作家

中村 哲也(なかむら てつや)
1968年生まれ。1994年東京芸術大学院美術研究科修了(漆芸専攻)。須田悦弘、中山ダイスケら現在も第一線を行くアーティストを輩出した日本の現代美術上の伝説の共同アトリエ「スタジオ食堂」(東京立川市 1994年〜2000年)の元メンバーで立川と縁が深い。長野県在住。1998年より「スピード」という現代を象徴するテーマをとりあげ、自ら作り出した最速フォルムを、より速そうに進化させる「レプリカシリーズ」を展開。今にも超高速で走り出しそうな機体を、確かな技法をもとに創作し「視覚的な」速さで、見る者に直感的な快感を与える作品。
ヴェルク
ヴェルクは4人の多様な領域をもつアーティストからなるアーティストコレクティブ。ニューメディアとその技術に関する豊富な経験から、常に新たな仕組み作りをし、挑戦し続けることを特徴としている。デジタルと自然界をつなぐことに情熱を持ち、その関係性は彼らの全ての作品に見ることが出来る。彼らの作品の例として、デジタルでインタラクティブな”LUMO”(ルモ)と呼ばれる連作があり、そこには代表作の"PIXI”、”LILY”や”CIRP”などが含まれる。Joachim Rümke, Olav Huizer, Joachim de Vries, and Jelle Valkの4人はオランダ、フローニンゲンで活動をしている。
www.werccollective.com
エマニュエル・ムホー(建築家/デザイナー)
フランス生まれ。1996年より東京在住。emmanuelle moureaux architecture + design主宰。東京の“色”と街並が成す複雑な“レイヤー”と、日本の伝統的な“仕切り”から着想を得て、色で空間を仕切る「色切/shikiri」コンセプトを編み出す。色を大胆に取り入れた建築、空間デザイン、アートなど多様な作品を創造し続けている。代表作に巣鴨信用金庫の建築設計、ABC Cooking Studio の空間デザイン、100 colors シリーズ、UNIQLO や ISSEY MIYAKEのアートインスタレーション、国立新美術館での「数字の森」などがある。東北芸術工科大学准教授。
www.emmanuelle.jp